【目次】
・ワックスを塗るメリット
・何が必要!?
・ワックスを塗る前の準備
・ワックスを塗ってみよう!!
・ワックスを塗ってみた後は!?
・ワックスの疑問にお答えします
ワックスを塗るメリット
日々の生活の中で私たちはホコリやゴミの上を歩いています。ホコリがスリッパとフローリングの間でこすれることで、徐々にフローリングの表面にキズがついていきます。
目に見えない傷が重なると、やがて目立つ傷になることがあります。
また、木材のフローリングは、水に弱い性質があります。水が浸み込んだ状態がしばらく続くと傷みにつながります。
ワックスはこの2点から床をまもるメリットがあります。
何が必要!?
ワックスがけの作業は日々のお掃除とはちがい、途中で終わらせることができません。
また中途半端に終わらせてしまうと、ムラができたり、移動させた家具を戻せなくなり、元の生活環境に戻せなくなってしまいます。
計画的に準備をして短時間に集中して終わらせることが肝心です。
ワックスがけに必要な道具
・ワックス掛け前のお掃除用の雑巾
・ワックス用ワイパー、モップ、使い捨てワックスシート、新しい雑巾のいずれか
・ワックスを入れるトレイ
・フローリング用ワックス
(必要に応じて用意するもの)
・ビニール袋など、家具を守るためのカバー
・養生テープ
★ポイントアドバイス★ 〜モップ、シート、雑巾 どれがおすすめ?〜
雑巾で塗ること自体は問題はありませんが、糸くずなどがワックス面に付着したり、拭きムラの原因となる場合があるので、仕上がりを重視するのならば専用のワックスモップをおすすめします。
ワックスを塗る前の準備
冬期や雨天時だとワックスの乾きや仕上がりが悪くなることがあります。できるだけ晴れた日に行いましょう。
どうしても冬期や雨天時に行う場合は空調、換気扇を利用することをおすすめします。
テーブル、イスなど動かせる家具を移動しましょう。タンスなどの重い家具は、無理をして移動させなくても大丈夫です。
ワックスがけの中で、一番大事な工程は『お掃除』です。
掃除をする、しないで、ワックスを塗った後の見栄えが大きく変わってきます。
ワックスはフローリングの上に透明の薄い膜を作り、フローリングを保護します。もしゴミや汚れがある状態で塗るとワックスと床の間にゴミが挟まってしまいます。
挟まった状態でワックスが乾いて硬くなると、ゴミを取り除くことができなくなてしまいます。
せっかくワックスをかけたのに、汚れが目立つのは残念ですよね?
★ポイントアドバイス★ 〜ワックス前の掃除のコツ〜
1.大きなゴミを掃き取ります。
2.フローリング用(家庭用)の洗剤をスポンジに吹きつけ、円を描くように拭きます。
3.汚れを拭き取った後、から拭きを行って完了です。から拭き後は、よく乾かしましょう。
※既にワックスが塗ってあり、新しいワックスを塗りたい場合は、まず古いワックスを落とします。
中性洗剤等ではなかなか剥がれませんので、専用の剥離剤を使用します。
ワックスを塗ってみよう!!
やみくもに塗り始めるより、最初に塗る場所を決め、どのような流れで自分が動き、最後にどこで終えるのかをシミュレーションするとよいでしょう。
一般的には奥から手前に塗るイメージが多いでしょう。
また、窓から砂ボコリが入る可能性などありますので作業中は窓を閉めることをおすすめします。
★ポイントアドバイス★ 〜ワックスの塗り方〜
水拭きをするようにゴシゴシとワックスを塗ると、乾いた後、拭き跡が残り、ムラになってしまいます。
強くこすらず、軽くのせるように塗ることがキレイに仕上げるためのコツです。
また、床に直接ワックスを撒くのは避けてください。
必要な量だけをワックスモップに染み込ませながら行うことをおすすめします。
ワックスを塗ってみた後は!?
ワックスが固まってしまうと除去作業が大変になるので、使用後の道具は、乾かないうちに水洗いして干してください。
お疲れ様です。ワックスが完全に乾くまで一休みしましょう。
ワックスが乾く時間は、夏で30分ぐらい、冬で1時間程度がおおよその目安です。
完全に乾きましたら、家具を元の位置に戻して作業は終了です。
ワックスの疑問にお答えします
Q.ワックスに使用期限はあるの?
A.使用期限は設定しておりませんが、保管状況等により内容物の変質が起きる可能性がありますので1年以内に使い切る事を推奨いたします。
Q.ワックスの乾燥時間はどれくらい?
A.環境により前後しますが、およそ30分〜1時間ほどです。ワックスの塗布は、晴れた日に実施してください。
Q.ワックスの耐久期間はどれぐらい?
A.ワックスの種類によって異なりますが、およそ半年〜1年です。床材や家族構成・ペットの有無などにより異なります。
Q.雑巾でワックスを塗っても大丈夫なの?
A.塗ること自体は問題はありませんが、糸くずなどがワックス面に付着したり、拭きムラの原因となる場合があるので、仕上がりを重視するのならば専用のワックスモップをおすすめします。
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